スイス AHCI時計師カリ・ヴティライネン氏来日 新作「Vingt-8」披露
10月某日、スイスAHCI独立時計師カリ・ヴティライネン(Kari Voutilainen)氏が初来日され、
ザ・キャラットにて、新作時計 Voutilainen「Vingt-8(ヴァントゥイット)」が披露されました。
これまでバーゼルワールドや海外イベントにおいて、ヴティライネン氏ご本人がゆっくりと時間を
割き、時計哲学や詳細について説明する機会は少なく、この度開催した発表会では、時計製造の詳細
に至るまで丁寧に説明され、時計ファンやコレクターのお客様、専門家の方々にも大変好評でした。
カリ・ヴティライネン氏は、かねてよりムーヴメントキャリバーの開発やクロノメーターウォッチの
更なる追求を進めてまいりましたが、この度、晴れて新作時計「Vingt-8」が完成し、正規入荷・発表
することとなりました。「Vingt-8」は、2007 年発表の「Observatoire(オブセルヴァトワール)」
のコンセプト・製造をもとに同氏のムーヴメント設計と時計哲学を集約したマスターピースであり、
長時間の耐久性や等時性など精度は大幅に強化され、また、デザインも精錬され、ご期待に添える
時計であると自負しております。ヴティライネン氏の時計は、審美面でもシンプルで奥ゆかしく、
伝統的な時計製造に則って真っ向勝負しており、完成度は群を抜いて素晴らしいものです。
クロノメーターウォッチ「Observatoire(オブセルヴァトワール)」が、2007 年にジュネーブ・
ウォッチメイキング・グランプリ メンズ時計部門(Grand Prix d’Horologerie de Geneve Favorite
Men’s Watch)で称賛され、その後、同モデルのコンセプト・製造をもとに、ヴティライネン氏に
よるムーヴメントのキャリバーおよびクロノメーターの開発が2008 年から始まりました。スイス、
モティエに構える彼のアトリエ工房にて設計・製造・仕上げ・組み立ての一貫した製造が為され、
新作時計「Vingt-8」は、今年2011年のバーゼルワールドで公式に初披露されたばかりです。
【主な技術仕様】
・ケース: 直径39mm、 厚さ11.5mm、18Kゴールド製
・文字盤(自製): エンジンターンド装飾(手彫り)、アプライド・インデックス
・針(自製): ホワイトゴールド製、ブルースティール製インサートパーツ
・ムーヴメント(自製): 手巻き、直径30mm、厚さ5.60mm、ジャーマンシルバー製
*面取りやムーヴメント仕上げの高い品質と美しさに定評があり地板と受けにはジャーマンシルバー
(洋銀)を使用。コート・ド・ジュネーブ装飾(自製)、スパイラル-グレイン仕上げ。
・振動数: 毎時18,000 振動/時
・テンワ(自製): 直径13.60mm、スティール製、フリースプラングテンプ、RG製調整ウエイト
*大型テンワは、慣性モーメントと駆動効率を高め、パワーリザーブと等時性を大幅に向上。
・ヒゲゼンマイ: ブレゲオーバーコイル - グロスマンタイプ(自製)
・パワーリザーブ: 実駆動約65 時間(等時性約50 時間)
・ 脱進機(自製): 自社開発によるナチュラル エスケープメントタイプ
特許申請中の新型脱進機となります。逆回転する2枚の小さなガンギ車と、その間に配備された
中央のアンカーレバーの裏に設置したロッキングルビージュエル(自製)の直接的なインパルス
(拘束角68。)によって、テンプに直接駆動力を与え、等時性と耐衝撃性に優れています。
ガンギ車と同軸に設けられた2枚の駆動輪列(ジャーマンシルバー製)は、4 番車とともに文字盤側
に配置され、脱進機のガンギ車の補正に一役買っています。また、テンプから眺める脱進機と同期的
な動きは、一見するとシンプルで視認性の高いものに仕上がっており審美性を高めています。
ガンギ車は焼き入れされたカーボン・スティール製、アンカーレバーはスティール製であり、摩耗や
破損を避けた永続的な機能性を意図しています。伝統的な素材にこだわり、一過性の新素材や異素材
に依存しない、ヴティライネン氏の普遍的で頑丈な時計製造を象徴しています。
PuristSProという関連サイトに、今回の記事や写真が掲載されていますのでご覧ください。
http://ahci.watchprosite.com/show-forumpost/fi-16/pi-4926353/ti-745953/s-0/
http://ahci.watchprosite.com/?show=watch.cool.home.forum&fi=16
バーゼルワールド以後、これまでにもヴティライネン氏の新作時計「Vingt-8」は、度々掲載されて
きましたが、今回のインタビュー記事は相当詳しいものになっています。
この度のインタビューやご商談を通じて、ヴティライネン氏の時計づくりや新作時計「Vingt-8」に
関して、皆様にご理解を深めていただけたと思います。
今年のジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリや天文台クロノメーターコンクールにおいて
も、期待されている逸品です。
ブライダル感溢れるウェディングケーキ型クラッチ
パステルを基調とした待望のフラワーバスケット
ヴティライネン Voutilainen Vingt-8 wristwatch
2011年3月23日から31日にスイス、バーゼルで開催された
BASELWORLDにて、待望のオリジナルムーヴメントを搭載
したヴティライネン Vingt-8 が初披露されました。
クロノメーターウォッチ Observatoire の成功の一方で、カリ
・ヴティライネン氏がこの数年に渡り温め続けてきた「夢」の
ムーヴメント開発プロジェクトは、彼のアトリエ工房で設計、
製造、仕上げ、組み立ての工程を経て発表されました。
Vingt-8は、カリ・ヴティライネン氏の哲学を集約したタイム
ピースであり、エレガントで力強い機構が、スタイリッシュ
で頑丈なケースに収められています。
Vingt-8のムーヴメントの設計と哲学は、クラシカルな時計製造の伝統を受け継ぎ、長期間の耐久性と
精度に重点が置かれています。大型の天輪を搭載し、厳格な公差をかなえる完璧なレギュレーション
を可能としています。ヴティライネン氏が着用するVingt-8は、綿密な精度調整ののち2〜3ヶ月試着
しているものの、日差1秒という驚異的な精度を保持しています。
大型の天輪を搭載するために、極めて希少で
ユニークなバランス・スプリングシステムを
採用しています。
バネの外側にはブレゲオーバーコイルを、内端
カーブにはグロスマンカーブが使われました。
ムーヴメントに重要な役割を果たす脱進機には
2つのガンギ車を備え、ガンギ車とローラー/
ジュエルのインパルスによって、テンプに直接
動力を与えます。この機構は、非常に効率的で
あり、従来のレバー式脱進機よりエネルギーを
大幅に削減し、パワーリザーブと日常的な使用
の安定性を大幅に向上させています。50時間を
65時間まで持続させることを可能にしました。
天輪をおさえるブリッジはすっきりとエレガントで、脱進機とテンプの美しさや、脱進機の同期的な
動きを眺めることができます。ピニオンとホイールは完全にフラットに調整され均一になるよう完璧
なポリッシュと、最高級の仕上げが施されています。メインプレートとブリッジの仕上げはすべて
手作業で行われ、最高の表面仕上げを極限まで実現しています。ネジやすべてのスティールパーツも
手作業で仕上げやポリッシュを施しています。
Movement
・直径30mm、厚さ5.60mmのムーヴメント
・2つのガンギ車を備えた脱進機
・ジャーマンシルバー製
メインプレートとブリッジ
・ローズゴールド製ホイール
・21石
・パワーリザーブ約65時間
・毎時18,000振動
・ローズゴールド製調整ウエイト
フリースプラングテンプ
・ブレゲ-グロスマンヒゲ搭載
直径13.60mmの天輪
Dial
・ロゼット模様の装飾を施したシルバー製
・18Kゴールド製インデックス
Hand
・18Kゴールド製ハンズ
Case
・直径39mm、 厚さ11.5mm
18Kゴールドケースとリューズ
・両面サファイアガラス使用、
無反射フロントコーティング
Strap
・18Kゴールドバックル付き、手縫いのクロコダイル ストラップ
WALTHAM ウオルサム 8DAYS懐中時計「日月(Night & Day)」
2011年3月23日から31日にスイス、バーゼルで開催されたBASEL
WORLDに出展のウオルサム社が新作の懐中時計を発表しました。
“雲龍庵”とのコラボレーション作品「日月(Night & Day)」の
初披露となりました。
1850年創業のウオルサム社は、ポッケトウォッチ工場から第一歩が
始まり、1876年フィラデルフィア万博で金賞受賞。その名声が世界
中に響き渡ったのは、ウオルサムが精巧で美しいだけではなく、
堅牢なポケットウオッチを製造したからです。その後、ウオルサム
が開発した様々な時計作りの技術は時計産業史に大きな進歩と足跡
を残し、スイスをはじめ世界各国に伝導され受け継がれています。
腕時計が主流となった現在でも、ウオルサムは世界中の時計愛好家の方々にポケットウオッチを持つ
喜びとともに、ある種のノスタルジアを提供しています。リューズを巻き上げ、時計に生命の息吹を
吹き込み、それを繰り返していくことにより持ち主は時間に特別な思いを馳せるようになります。
手のひらに乗せたポケットウオッチが奏でる心地良い音色は、持ち主の心の奥底に刻まれ、人生を共
に歩むかのような、潜在的な認識が生まれてくるのです。
一方、石川県輪島を創作拠点とする“雲龍庵”は、印籠や蒔絵箱類、時代蒔絵を現代に再現した茶器の
修理・復元のほか、伝統的な道を選び、江戸時代の金蒔絵の美術品に学ぶ、あらゆる蒔絵や螺鈿の
漆技法を習熟し、作品を世に送っています。現代の加賀蒔絵の水準の高さを保持し、海外での数々の
個展や出版図録によって著名です。指物師や塗師などの基礎的な仕事から、デザインや諸処の素材の
製作など、あらゆる部門と工程に関わり、棟梁として総括しています。
「日月(Night & Day)」の創作は、懐中時計のスケルトン構造を
活かした構図と描き方となりました。
雲龍庵技法による伝統的な「宝相華唐草と蝶」の組み合わせは、
まさに、至福や再生を表す世界として描かれています。切貝の
グリーン、ブルー、ピンクの色合いがゴールドと相性がよく、
ダイヤモンドの輝きに劣らず華やかです。
一方、シースルーのケース裏蓋から、さらにウオルサム8Daysの
シースルームーブメントを透かして見えるのは、螺鈿が薄らと光る
暗闇に張り巡らされた「蜘蛛の巣」と蝶を待ち伏せる一匹の蜘蛛です。
蜘蛛もまた吉祥の兆しと語られますが、「蝶と蜘蛛」は、避けては通れない人生の暗示とも
解釈できます。
「水面(Minamo)」同様に、雲龍庵技法の特徴を活かした表裏一体に表現する見事な芸術作品に
仕上がっています。
針とインデックス装飾からなる時計表現の下に、雲龍庵技法による新たな解釈と奥深い別世界が
広がり、訪れた時計関係者をうならせていました。
ムーブメント:
手巻き機械式、8-デイズ(パワーリザーブ200時間)、
ピゲ158ベース、40mm × 3.2mm、毎時18,000振動、
ハンドメイド装飾スケルトンムーブメント
機能:
時、分
ケース:
雲龍庵技法、直径60mm、イエローゴールド750(18K)、
両面ドーム型サファイアガラス、
ブルースピネル・カボションリューズ
文字盤:
雲龍庵技法、スケルトン両面漆装飾(特許出願中)、
イエローゴールド750(18K)ベース、ダイヤモンドインデックス装飾
WALTHAM ウオルサム 懐中時計「水面(Minamo)」
2011年3月23日から31日にスイス、バーゼルで開催されたBASEL
WORLDに出展のウオルサム社が新作の懐中時計を発表しました。
“雲龍庵”とのコラボレーション作品「水面(Minamo)」の初披露となりました。
1850年創業のウオルサム社は、ポッケトウォッチ工場から第一歩が
始まり、1876年フィラデルフィア万博で金賞受賞。その名声が世界
中に響き渡ったのは、ウオルサムが精巧で美しいだけではなく、
堅牢なポケットウオッチを製造したからです。その後、ウオルサムが
開発した様々な時計作りの技術は、時計産業史に大きな進歩と足跡を
残し、スイスをはじめ世界各国に伝導され受け継がれています。
腕時計が主流となった現在でも、ウオルサムは世界中の時計愛好家の方々にポケットウオッチを持つ
喜びとともに、ある種のノスタルジアを提供しています。リューズを巻き上げ、時計に生命の息吹を
吹き込み、それを繰り返していくことにより持ち主は時間に特別な思いを馳せるようになります。
手のひらに乗せたポケットウオッチが奏でる心地良い音色は、持ち主の心の奥底に刻まれ、人生を共
に歩むかのような、潜在的な認識が生まれてくるのです。
一方、石川県輪島を創作拠点とする“雲龍庵”は、印籠や蒔絵箱類、時代蒔絵を現代に再現した茶器の
修理・復元のほか、伝統的な道を選び、江戸時代の金蒔絵の美術品に学ぶ、あらゆる蒔絵や螺鈿の
漆技法を習熟し、作品を世に送っています。現代の加賀蒔絵の水準の高さを保持し、海外での数々の
個展や出版図録によって著名です。指物師や塗師などの基礎的な仕事から、デザインや諸処の素材の
製作など、あらゆる部門と工程に関わり、棟梁として総括しています。
これまでのウオルサム「バンガード・コレクション」は、伝統工芸分野の一流アーティストによる
ハンド・ エングレービングやマルケトリ技法による装飾が施されたものでした。
今回の作品のひとつは、一流の“雲龍庵”との創作から直径60mmの
懐中時計を7匹の金魚が泳ぐ金魚鉢として捉えた構図となっています。
水面とは、穏やかな太陽光にきらきらと映える様。
太陽に支配される5匹の金魚、薄暗い鉢底から眺める7匹の金魚。
水面の5匹は光の屈折(時計の角度)から水を透かして見え隠れします。
鉢底には、水面と同じ構図で5匹の金魚が腹から描かれ、鉢底に泳ぐ2匹
を加えています。
雲龍庵技法の特徴を活かして、懐中時計の文字盤側(水面)と裏蓋
(鉢底)を表裏一体に表現する見事な芸術作品に仕上がっています。
針とインデックスからなる時計表現の下に、雲龍庵技法による新たな解釈
と奥深い別世界が広がり、訪れた時計関係者をうならせていました。
ムーブメント:
手巻き機械式、ETA6497ベース、17石、
COSC認定クロノメーター、毎時21,600振動、
パワーリザーブ60時間
機能:
時、分、秒(スモールセカンド)
ケース:
雲龍庵技法、直径60mm、イエローゴールド750(18K)、
ドーム型サファイアガラス、
ブルースピネル・カボションリューズ
文字盤:
雲龍庵技法、イエローゴールド750(18K)ベース、20石ダイヤモンドインデックス装飾
CALGARO カルガロ新作 Placcato(プラカット)コレクション
ミクロ単位のシルバー繊維にエナメル着色
を施したシルバー・スレッドからなる
“COLORGENTO”(カラージェント)は、
シルバーという金属のイメージ を覆す
ターコイズブルー、パープル、イエロー
などカラフルな色彩、軽く柔らかい着け
心地、簡単洗浄、変色や色落ちしない使い
よさ、などなど、画期的なファッション
アクセサリーとして多くの女性に人気を
博しています。
そのシルバーコレクションがより大人っぽい雰囲気で“PLACCATO”(プラカット)コレクション
として進化しました。なかでも一番人気の基本色、ホワイトとブラウンのシルバー・スレッドに、
ピンクゴールドに仕上げたチャームや金具は、これ以上ない完全な組み合わせです。
幾つにも重なるシルバー・スレッドを自由に動く、多数のクロス、サークル、ボールチャーム。
ファインゴールドジュエリーに劣らぬ上品で深みのある風合いで、クラスアップしたファッション
コーディネートに最適です。
初回の入荷は、数に限りがあるのでお早めにお試しください。
JUDITH LEIBER ジュディス・リーバー
♦ジュディス・リーバーの魅力
高級なスワロフスキーのクリスタル・ビーズを全面にあしらった
クラッチバッグで世界中の女性を魅了するジュディス・リーバー
(Judith Leiber)は、ニューヨークの高級アクセサリーブランド
です。ユニークでゴージャスなバッグは、レッドカーペットに登場
するセレブリティや歴代のファーストレディがこぞって手にして
います。また、セックス&ザ・シティ(Sex and the City)でも
お馴染みのアイテムです。
♦ハンガリーからニューヨークへ
創始者のジュディス・リーバー(ジュディス・ペト)は1921年に
ハンガリー、ブダペストで生まれ、ハンドバッグ製造の職人として修行を重ねました。
1947年にガーソン・リーバーとニューヨークへ活躍の場を移し、1963年に「ジュディス・
リーバー」社を設立しました。1998年に引退された後は、度々行われるブランドセレモニー
に参列されています。
ジュディス・リーバーの奇抜なインスピレーションと熟練されたハンドメイド技術によって
つくられたバッグは、アクセサリーバッグの世界に新たな風を吹き込み、彼女の創作は伝統と
なって、今もアトリエの職人や専属デザイナーに受け継がれています。
♦ファッションとして、アートとして
ジュディス・リーバーのバッグは、そのデザイン性の高さやハンドメイドの希少性から
いつの時代もファションやアートとして注目され、ヴィクトリア・アンド・アルバート
博物館、ニューヨークのメトロポリタン美術館、ワシントンのスミソニアン博物館など、
世界中のミュージアムに所蔵される、文字通りの芸術品でもあります。
♦ユニークなモチーフとバラエティに富んだデザイン
ジュディス・リーバーの代表的なバッグモチーフは動物、フルーツ、野菜、スウィーツ
などバラエティに富んだ印象的なものばかりです。映画「SATC」に登場したストロベリー
カップケーキは記憶に新しく、目を奪われた人も多いはずです。一方、花柄、唐草模様、
幾何学模様など、柄をあしらったクラシックな風合いのバッグや、エキゾチックレザー、
サテン、着物帯を基調としたシンプルなビーディングも魅力です。アール・デコやシノワ
モチーフなど、国内外のカルチャーを取り入れた復刻デザインなどもモダンに再現して
います。
クラッチバッグの領域を超えたその表現力と宝飾品のような輝きは、身に付けると同時に、
眺める楽しさを感じさせ、幸せな気分にしてくれます。













